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施政方針(平成29年度)


 「明るく活力のある町づくり」のために「経済活性化と雇用確保」「福祉の充実と子育て支援」「八ッ場ダム完成に向けた町づくり」「観光と農業による地域活性化」の4つの政策公約を掲げ、町民の皆様から信任を頂き、これまでの3年間、その基本姿勢をつらぬくため、全力で取り組んで参りました。

 平成27年度は「明るく活力のある町づくり」を基本理念とし「産業・雇用」「教育」「保健・福祉・子育て」「インフラ整備・環境保全」「住民全体の町づくり」「防犯・防災・交通安全」「ダム関連事業」の7つの項目に重点を置き、平成28年度から37年度まで、10年間の町政運営の指針となる「第五次長野原町総合計画」を策定致しました。

 そして、この総合計画を基本として、人口減少を踏まえた地域社会の維持・活性化に向けた施策をさらに深化、展開させるものとして、まち・ひと・しごと創生法に規定する「長野原町版総合戦略」を併せて策定し、これからあらゆる世代の住民が一体感をもって活躍する町、まさに「オール長野原」の精神で、明るい未来の長野原町のために、全力を尽す覚悟でございます。

 

1.しごとづくり

 

 長野原町の基幹産業である農業、まずは町の第一次産業をしっかりと守っていく必要があります。有害鳥獣対策や環境保全型農業資材対策等の補助事業を充実していくと共に、平成29年度は長野原町六次産業化の一端を担う「林地区農林産物集出荷加工所」が、将来につながる施設となるように、町・県・地域で手を携え、しっかりとした計画を作って参ります。

 また、六次産業化事業の中で異業種間交流や、年代別のワークショップなどを実施し、仕事づくりの根幹である若手担い手の意識の醸成にも力を入れていきたいと考えております。

 さらに、八ッ場ダムが概成するにつれ、新たな人の流れが生まれます。このチャンスを最大限に活かすためにも、北に位置する「やんば」と南に位置する「あさま」を繋げ、更には隣接町村との連携を考えた、観光戦略を打ち出していく必要があります。豊かな自然を活かした観光や農業の基盤を整えると同時に、時代の変化や流れに順応した、これからの長野原町を担う若者が考える、新たな産業に対する起業支援の補助制度も大々的に発信・展開して参ります。

 

2.まちづくりはひとづくり

 

 人づくりこそ町づくりの根幹であり、教育の充実はもちろん、人口減少の克服のためにも移住定住の施策を充実させ、町をアピールしていかなければなりません。

 また、現在長野原町は、文化資源の保護・継承という観点から見つめ直す時にあると思います。その大きなものとして狩宿茶屋本陣保存整備事業や、基金事業による伝統文化・芸能保存継承支援があげられますが、平成29年度を「温故知新によるまちづくり元年」に位置づけたいと考えており、地域住民に広く呼びかけ、勇気と希望を与えられる、そのような環境を築いて参ります。

 

3.健やかなくらしづくり

 

 応桑・北軽井沢地区の子育て世代の悲願でありました保育所機能を持たせた「応桑こども園」を4月よりスタートさせ、これに併せて北軽井沢小学校・応桑小学校にも中央小学校と同様に「こども館」を整備致します。これにより、育児環境の大幅な改善が見込まれると考えております。

 また、高齢者福祉における施策としては、「福祉バス運行事業」に加え「外出支援バス」を定期的に走らせ、要望に応えていきたいと思います。
 課題の大きい分野ではありますが、このバスの運行は、長野原町にとって大きな一歩であると捉えております。今後も、町民の皆様の声に耳を傾け、ニーズに合ったバス運行を検討していきたいと考えております。

 さらに、高齢者の居場所づくりとして、川原畑地区にグランドゴルフ場を、横壁地区に屋内運動施設を計画しております。
 これに併せて、北軽井沢のふれあい広場、西中学校のプール施設、一本松の町民広場、与喜屋の屋内運動場のあり方・使い方に関しても、もう一度見直し、検討していきたいと考えております。いずれにしても、高齢者の生きがいづくりの推進は、喫緊の課題として捉え、実行していく所存でございます。

 

4.魅力を活かしたまちづくり

 

 ダム事業により、道路・橋梁などのインフラ整備が、速いスピードで進んで参りました。だいぶ長野原町の風景が変わって参りましたが、これからも、浅間山や吾妻渓谷などの眺望・景観や自然環境の保全に配慮しながら、社会基盤を整備していかなければなりません。それと同時に、今後の維持管理にどの程度の費用が必要か、早急に試算し、中長期的な財政計画を策定することが重要です。

 また、再生可能エネルギーの活用や、省エネルギーの実施も、環境意識の啓発には重要なファクターの一つでございます。平成29年度には、比較的町のポテンシャルが高い小水力発電に着眼して、平成27年度に策定したエネルギービジョンを掘り下げていく予定でございます。

 新庁舎においては、再生可能エネルギーの活用が確定しており、確実に省エネを実行できるように計画を進めて参ります。

 

5.みんなが主役

 

 平成27年3月に推進協議会を立ち上げ、驚異的なスピードで平成28年9月に認定を受け、浅間山北麓ジオパークが日本ジオパークネットワークに加盟致しました。これから多くの町民の皆さんに知って頂き、一体となって取り組んでいくためにも、ジオパークに関連するイベントや、事業を展開していく予定でございます。まずはその先駆けとして、役場の全職員がジオパークを考え、ジオパークに参加する年にしていきたいと考えております。ジオパークによって、まずは町の中の人と人が繋がり、いずれは長野原町や嬬恋村だけでなく環浅間山の6市町村がジオパークによって繋がり、連携し、手を携え歩んでいくことが大きな目的でございます。

 平成28年度は「発信力を高める」を目標の一つに掲げておりましたが、意識も醸成されつつありますし、長野原町のマスメディアへの露出度も高くなってきております。フィルムコミッションについても機能して参りました。これからも引き続き、常に「発信力を高める」ことを考え、私自身も町のトップセールスマンとして、フットワークを活かし長野原町を売り込んで参ります。

 そして、役場新庁舎及び住民総合センターが、平成30年度の完成を目指し、いよいよ着工となります。これらの施設を一体で整備することにより、交流スペースを設けたエントランスホールをはじめ、分かりやすく利用しやすい庁舎のロビー、気軽に立ち寄りやすい図書資料室、様々な活用ができる交流ホールなど、人々が集まりたくなる交流の拠点として、また新たなまちづくりの拠点としての活用が生まれると考えております。

 

6.安心・安全づくり

 

 防災意識の醸成と、防災体制の強化による防災まちづくりを推進することは、長野原町にとって早急に行わなければならない課題でございます。平成29年度はその足がかりとして、町をあげて防災フェスタ事業を執り行います。それと同時に、羽根尾地区で効果をあげております自主避難計画並びに訓練を各地区にも促して参ります。

 また、地域の宝である長野原町消防団に対しても、町はしっかりと支援をしていくべきであると考えます。平成29年度は、消防自動車を新規購入するなど、ハード面はもちろんのこと、若手担い手の育成にも力を入れて参りたいと思います。

 

7.八ッ場ダムのまちづくり

 

 平成31年度完成に向けて、残すところ3年となった八ッ場ダム事業でございますが、未執行の事業のことを考えますと、平成29年度は非常に重要な年になることは疑いもありません。残された時間の中で事業を成し遂げ、成功させるためには、国・県の力はもとより、最も重要なことは、やはり町民の皆様の力でございます。この施政方針において、全ての町民の皆様に、お力添えを賜りますよう心からお願い申し上げます。

 平成29年度は、もう一度我々が一丸となり、八ッ場ダムを全面に出して取り組まなければならない年であると捉えております。六十有余年苦しんだ八ッ場ダムを、「問題」ではなく「ブランド」として発信していくことが、これからの60年を明るく活力のある町づくりのための最良の手段であると信じております。

 

 これからも「明るく活力のある町づくり」のために、全身全霊を捧げる覚悟でございますので、町民の皆様の更なるお力添えとご指導を賜りますことに、心からお願い申し上げ、平成29年度に向けての施政方針とさせていただきます。


−お問い合わせ−
長野原町役場 総務課 総務係
電話0279-82-2244
FAX0279-82-3115


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